浜田探検隊

浜田市の子育てにかかる費用を調べました!:浜田探検隊

子どもを産んで育てるとなると、出産の費用や医療費、教育費がどのぐらいになるのか知っておきたいですよね。そこで、島根県浜田市と全国を比べた場合には、子育てにかかる費用にはどんな違いがあるのか調べてみました。
島根県の出産の費用は安いのか?それとも高いのか?気になりますよね。

〇出産の費用はどのぐらいかかるの?

子どもを産む際には、助成金として出産育児一時金というお金をもらえますが、これはどの都道府県でももらえる金額は同じで42万円(平成31年現在)です。そのため出産費用は42万円をこえた金額を自己負担する必要性があるわけです。
出産費用で変わってくるのが、入院費や検査料の医療サービスの金額で、似たようなサービスでも、地方によって価格に違いがあり、一般的には都市部ほど金額が高くなる傾向にあります。
全国平均としては、公益社団法人国民健康保険中央会の資料の、”正常分娩分の平均的な出産費用について(平成28年度)によると、全国平均では505,759円で、島根県は477,777円となっており、島根県では全国平均よりも3万円ほど安い費用で出産できます。
そのため、出産育児一時金を差し引いて、約5万円の自己負担で出産することができわけです。島根県の出産費用は安いですが、実はお隣の鳥取県は日本一出産費用が安いとされ平均396,331円で、差額を請求することで口座に2万円振り込んでもらえるほど安いです。

出産費用で見た場合の島根県は、全国平均よりは安いですが隣の県の方が安いという結果がでました。しかし、浜田市から鳥取に行くには、車で約3時間かかるので鳥取まで通うのは難しいです。
出産する施設によっても違いがありますが、島根県での出産を考えている場合には、5万円ほど自己負担がある事を覚えておくと良いでしょう。また、多くは入院費が影響してくるので入院費が安い病院を選べば自己負担を減らすことができます。
また、出産の費用は近年上昇傾向にあるので、今回提示した平均よりも高い金額の負担となる場合もあります。さらに任意の検査や機器の充実した良い施設を選ぼうとするとより高くなります。
金額やサービスなども考えて、施設を選ぶようにすると良いでしょう。

〇中学生まで子供の医療費を助成

子どもが病気や怪我をすると急な出費が 浜田市では「児童医療費助成事業」によって中学生までの医療費を助成してくれる制度があります。
この制度は、市役所または各支所で、受給資格証の交付申請手続きを行い、医療機関に受診する際に受給資格証を提示することで負担額が助成されます。
助成金額は1ヶ月、1医療機関あたり(医科、歯科別)未就学児まで1割負担で負担額の上限は入院では2000円、通院で1000円となります。小学生~中学生は通常の3割負担ですが、負担額の上限が入院では2000円、通院で1000円となるので急な出費を抑えることができます。

一般的に医療の助成は都道府県が未就学児まで助成し、市町村が15歳まで負担することが多く、浜田市も同じですが、浜田の隣の益田や江津市の市の補助はでは小学1年生から6年生までの児童の医療費を助成でなので、中学生の負担がありません。同じ県内でも住む市町村によって医療費の負担が変わってきます。
子育ての費用を考える場合に、助成金や祝い金、などが市町村単位で違いがありますので、新しく居住を考えている人は、どんな制度があるのか、調べる事をおすすめします。
子どもは健康に育ってくれることが一番ではありますが、万が一の事を考えると医療費の助成がしっかりしている場所で生活するのが安心です。医療費を考えると江津市や益田市よりも浜田がお勧めです。

〇浜田市は教育費が安い

子どもの育児にかかる費用としてあげられるのが、教育費ですが島根県の教育費は全国的に見ても安いことがわかっています。これは、親が塾などに行かせないから安いのではなく、通学にかかる費用が安いので子どもにかかる教育費が少なくなるためです。
都会ではバスや電車通学と言った公共交通機関を利用した利用して通学をする児童も多く、毎月通学だけでそれなりのお金がかかります。浜田市では徒歩通学が多いため、交通費がかからないので教育費は安くなります。
バスなどでないと通えない場所に住んでしまうと、費用がかさむこともありますが、そういった場合には親が会社に出勤するのに合わせて送ってもらう子どもの多く、一般的に徒歩圏内に住むことが多いので、教育費は安くなります。交通費を抑えられる分、他の塾など費用に回しやすいといえます。
その他の給食費などの費用に関しては、都市部でも田舎でも大きな費用な変化はありませんでした。また、給食費に関しては同じ浜田市でも三隅や弥栄、金城などで若干ですが費用に違いがあります。

〇しまね子育て応援パスポートで節約

島根県では、「しまね子育て応援パスポート事業」を行っており、協賛施設を利用する際にカードを提示することで、ポイントの増額や商品の割引などが適用されてお得です。妊婦や18歳未満のお子さんがいる家庭にカードを発行しており、知らないと少し損した気分になります。
協賛店は、スーパーだけでなく、家具店や遊戯施設、宿泊施設など多岐にわたるので、もって置くと思わぬところで、大きな割引を利用できたりします。ぜひ、浜田市で子育てをする人はカードを発行してもらいましょう。

詳しくは下記をURL参照
https://www.pref.shimane.lg.jp/education/syoushika/syoushika/parntenv/coccolo/

子育てにはお金がかかるので、助成金を有効活用しましょう。

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