浜田市のある島根県は日本で一番!?車を盗難されていない!?:浜田探検隊
田舎は車社会であり、浜田市も日常生活を送る上で、車は欠かせない物の一つだと感じる人は多く、一世帯で車を複数台持っている家庭も多いです
島根県の1人当たりの車の所持数は全国平均よりも高くなっており、生活に欠かせない車ですが、ニュースなどで車の窃盗団について、報じられることもあり、車の盗難について心配に感じている人も多くなっているようです。
実は、島根県は車の窃盗認知件数(2022年)が最も少ない地域で、2022年に車が盗まれたのは1件だけとなっています。
日本一、自動車の盗難件数が少ない
島根県は最も自動車が盗難されない地域となっています。年によって順位が入れ替わる事はありますが、自動車の盗難件数は、毎年のように低い順位を維持しています。
また、2022年の自動車の1万台当たりの盗難件数においても、日本で最も盗難されていない都道府県となっております。
つまり、島根県では車を持っている人が、車を盗まれる可能性は非常に低いと言えるでしょう。
自動車盗難は、都市部で発生しやすい傾向にあり、人口密度が低い地域の方が自動車の盗難リスクは少ないと言えます。
2022年の盗難認知件数のトップ3は、愛知県、大阪府、千葉県となっています。
これらの都道府県では、窃盗団による組織的な車の盗難が行われているとされています。
島根県では、窃盗団による組織的な、窃盗が行われていないために、窃盗件数、窃盗割合ともに低くなっていると考えられています。
浜田市では他の地域に比べて、安心して車を所持することができる地域となっているのです。
自動車の盗難は増えているのか?
車の窃盗事件等が、全国ニュースで報道されることもあり、車の窃盗件数が増加傾向にあると考えている人は多くいますが、20年前と比べると、車の窃盗件数は減少傾向にあります。
自動車の盗難件数が最も多かったのは、2003年で盗難認知件数は6万4000件以上となっています。
対して、現在では年間に盗難認知件数は約5000件程度と最も盗難が多かった年から、10分の1以下の盗難件数となっています。
では、車の所有台数はどうなったのかといいますと、乗用車の所有台数に関しては、2003年では約5500万台に対して、2022年では6100万台となっており2003年よりも車を持っている人の割合は増加傾向にあります。
つまり、車の台数が増えているのにも関わらず、車の盗難件数は減少傾向にあり、車が盗難される危険性は減少しているのです。
しかし、車の盗難件数減少傾向は、近年鈍化傾向にあり、2022年には、20年以上減少していた盗難認知件数が微増しました。
自動車の盗難方法は、巧妙化していることもあり、今後は盗難が増える可能性は十分にあるでしょう。
車の盗難は、20年前に比べると、少なくなっていますが、盗難が増えていると感じる人が多いのは、テレビやネットニュース、sns等で、盗難についての情報が人の、目に触れる機会が増加したのが原因の一つと言われています。
車上荒らしに注意しましょう!
島根県は、日本で最も自動車盗難の少ない地域となっておりますが、全く自動車の盗難がないというわけではありません。
また、自動車の盗難件数は非常に少ないですが、平成27年の犯罪統計では177件の車上荒らしが島根県で発生しておりますので、島根県では車の盗難リスクよりも、車上荒らしの方に十分に注意した方が良いです。
車上荒らしに関しては、盗難よりも非常に多い件数となっておりますが、全国的に見ると少ない傾向にあります。
しかし、外から見える位置に貴重品をおいてしまう。車の鍵をかけないといった不注意によって車上荒らしにあってしまうことがありますので、車上荒らしに合わないように、対策を取っておきましょう。
また、振動センサー等がついているドライブレコーダー等を設置していると、車上荒らしに合う可能性は少なくなると言われています。
車社会で安心して生活できるようにするために、しっかり対策をとっておきましょう!