皆さん「ナマステ」こんちゃ、わしは浜田にあるインドカレー店の「ナマステカレー」さんをお邪魔させてもらいました。
お店に入ってすぐに「ナマステ」と手を合わせて挨拶してくれんさったんが、店主の「スケーシュ・シンさん」です。（Twitterもやっているそうだけぇフォローしてくださいね）
「ナマステ」はインドなどで使われる相手に敬意を表す挨拶の言葉で昼夜に関係なく、別れの挨拶にも使われる言葉だけぇ。
皆さんもナマステカレーを訪れた際には、手を合わせて会釈をして「ナマステ」と挨拶するとえーですよ。

店舗に入るとインドの国旗や、インドの舞踊の写真などが飾られ、得に象に関する物が多いかったです。
インドでは象は神聖な生き物です。インドで最もポピュラーな宗教の「ヒンドゥー教」にはガネーシャいいんさる象の頭をしてとる神様がおります。
インドの方は小さい頃からガネーシャに祈りをささげ、店主のシンさんも小さいころからガネーシャに手を合わせておったそうです。

そがーだけぇ、ナマステカレーではガネーシャや象さんの絵や置物が多く飾ってあり、「ナン（パン）」を入れる袋にも「ガネーシャ」の判子が押してあります。店舗の内装からインドの文化が感じられます。
そがーして、わしが取材をさせていただこうと思ったきっかけの一つが、twitterで話題になったことです。

メニューと店舗情報

twitterで話題の人柄の良いシンさん

シンさんは、カレーを楽しみにまっとる人を思って営業しているうちに、てんで休みを入れずにナマステカレーを営業するようになっておりました。
そんで、いかん思うて火曜日を休みにしたいことを告知したところ、常連さんがそれをtwitterに投稿し、文章の中から、シンさんの人柄の良さがわかると話題になりましたーな。

（内容：昨年（2018年）十二月二十日より休まず、休むタイミングがわからなくなりました。で休みたいので三月より毎週火曜日を定休日にしたいと思います。OKですか。大丈夫ですか？予約を頂けたら火曜日も営業しますからお願いします。だから火曜日がお休みです。カレーを楽しみのお客様は火曜日以外でお願いします。ダイジョーブですか？　いつもありがとうございます。ナマステ）
そがーして、現在のナマステカレーはシンさんと弟さんの2人で切り盛りしていますが、Twitterで話題になった時は、ナマステカレーはシンさん一人で毎日切り盛りしておりんさって、てんで休みがない状態で働いていたそうです。
いんまは弟さんと一緒に働いおって毎週火曜日はしっかり休みが取れますけぇ、余裕も出てきたそうです。
休みの時には、隣町に遊びに出かけたり、買い物に出かけたりしているそうです。よかったけぇな。

Twitterでも人柄が良さそうと話題になりましたが、実際にシンさんと話をしてみると人柄の良さがわかります。フレンドリーに話をしてもらって、写真も自由にとってえーよと言っていただけましたけぇ、取材がスムーズに進みました。
私も何度か「ナマステカレー」に通っていますが、常連さんがシンさんと楽しそうに会話をするのをよく見かけました。

この写真からもシンさんのフレンドリーさと人の良さがわかるんではないでしょうか。

ナマステカレーの人気メニュー

ナマステカレーで最も注文されるんが、「チキンカレーとナン」です。ゴロゴロとしたチキンが入っておって、美味しかったです。
わしはそんなに辛いとは思いませんでしたが、辛味はすこしだけありますけぇ、小さいお子さんやかなり辛味が苦手という人は、ラッシーを購入するのがお勧めです。ラッシーはインドでポピュラーなヨーグルト味のドリンクです。

甘いラッシーを箸休めに飲めば、辛さが気になる人でもパクパク行けると思います。
また、ラッシー自体も非常に美味しいので辛さが気にならない人でもお勧めです。ちなみにシンさんも毎日のようにラッシーを飲んでいるそうです。

そがーして、カレーを頼む際に悩むのが、ナン、カシミールナン、チーズナン、ライスのどれを選ぶかです。
そこで、シンさんに「どれがお勧めですか？」と伺ったところ、「ナンがおいしい。一番はチーズナン！」と仰っていました。
ナマステカレーは、カレーとナンのセットを、100円追加でチーズナンにグレードアップできます。チーズが好きな人はチーズナンをおすすめします。
その他にも、キーマカレーやタンドリーチキンも美味しいけぇ、食べてみんさい。

〇シンさんのお袋の味「スペシャルカレー」

シンさんは小さいころからカレー屋さんになりたいと思っておりんさって、お母さんからカレーの作り方を学んでおったそうです。
そんなお母さんから学んだカレーが日曜日だけ15個限定で販売されている「日曜日のスペシャルカレー」なのです。
スペシャルカレーを私も食べましたが、どんどんナンがすすむチキンカレーで美味しかったです。

キーマカレーやチキンカレーは、シンさんのこれまで修行や経験から考えて配合されたカレーなのに対して、スペシャルカレーはお袋の味です。
シンさんをカレー屋さんになりたいと思わせたお袋の味をぜひ皆さんも食べてみんさい。

シンさんにとって浜田はふるさとを感じる場所

シンさんは日本に来てから現在で11年になります。日本が好きだったので日本に来て独学で日本語を覚えたそうです。
取材の時もすべて日本語で受け答えを行ってくださいました。
カレーは電話で予約することも可能です。シンさんが電話にでてくれます。
ちなみに、電話注文でなくても、待ってる人がいなければすぐに出てきます。

そして、浜田でカレー屋さんを続けておるんは「浜田が実家みたいな場所だからと」シンさんは語ってくれました。
ぜひ、皆さんもシンさんが経営しているナマステカレーで美味しいインドカレーを食べてみてみんさい。