浜田といえばアクアスのシロイルカが有名です。西日本で唯一シロイルカが見られる場所です!:浜田探検隊
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皆さんはシロイルカという動物を知っているでしょうか?浜田市には西日本で唯一のシロイルカが見ることができる場所がアクアスがあります。
シロイルカは北極海、ベーリング海北部、オホーツク海などの北の寒い海に生息しており、最も近い生き物はイッカクといわれる長い牙をもっているクジラです。
また、シロイルカは海のカナリアとも言われることもあり、鳴くのが得意で数十種類もの声を使い分けて仲間と会話をしているとも言われているのです。
・シロイルカってどのぐらいの大きさなの?
シロイルカは大人になるとオスで3.5~5.5m、メスでは3m~4mになるため、一般的にイメージするイルカよりも少しおおきな体をしています。知っている人もいるかもしれませんが、イルカとはハクジラといわれるクジラ仲間のうち主に大人で4m以下の種類のことを言います。
そのため、シロイルカはサイズ的には小型のクジラで、英語ではwhite whale(白いクジラ)という事もあります。
また、シロイルカという名前で呼ばれますが、イルカとクジラをわける際にはクジラに入れられることもあります。
ちなみに、イルカとクジラの違いは主に体長の違いですが、明確に分かれているわけではなくマッコウクジラの近縁種であるコマッコウは、成体での体長が3.5mですがイルカではなく、クジラといわれます。
これは近い種類の生き物がクジラに分類されているのも、理由の一つかもしれませんね。アクアスには大人の雄のシロイルカもいますので、確認してみると大きさがわかりますよ。
生まれた時は白ではなくて灰色?
シロイルカという名前から真っ白なイメージがありますが、実は生まれた時は灰色で成長するにつれて徐々に白くなります。
生後約7年で完全に白くなるといわれており、アクアスには生後7年経っていないシロイルカがあるので、子供のころの色が見えます。
何度も通っていると、何年もかけて少しずつ白くなっていくのが面白いですよ。
また、アクアスで生まれた子供のシロイルカは早いうちから、パフォーマンスを見て覚えていくためか非常に芸が達者で、若いシロイルカの方がパフォーマンスが上手です。
シロイルカのパフォーマンスでは、アクアス生まれのシーリャとミーリャに注目してみてくださいね。皆さんにはどれが若いシロイルカがわかるでしょうか?
わからないときには、周りのスタッフに聞いてみるとどの個体が教えてくれるでしょう。
・パフォーマンスが得意なシロイルカたち
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アクアスのシロイルカといえば、バブルリングが有名なのですが、現在では頭の上に突然リングができるマジックリング、首の周りにリングを発生させるミラクルリングといわれる3つのリングを作ることができる個体がいます。
リングを作るのが得意なシロイルカが先ほども説明したシーリャとミーリャといわれるシロイルカですが、実はシーリャが兄で、ミーリャが妹になります。
この2体の個体のお母さんがアーリャというのですが、アーリャがバブルリングを作るのが得意だったので、子どもたちもパフォーマンスが上手なのかもしれませんね。
ちなみにお父さんの名前はケーリャといいます、シロイルカのプールは2つがあるので、全員が同じ所で過ごしているわけではありませんので、ぜひ探してみてください。
浜田にシロイルカを見にきた際には、ぜひシロイルカの名前を呼んでみてあげてくださいね。