浜田探検隊

浜田市は地震に強い地域!揺れやすさ危険性を調べてみました:浜田探検隊

 

日本は地震大国といわれており、自分の住んでいる地域や、これから住もうと思っている地域がどれだけ地震が発生しやすいのか、どれだけ揺れに強いのか気になると思います。

私も地震が怖いので、前もって地震が起きた時に必要な物を準備しており、緊急時にどこに逃げればよいのかも把握しています。

また、もし浜田市で地震が発生した時の危険性について調べてみました。

 

地震保険から見える浜田市の安全性

地震になり家が壊れた時に保証してくれる地震保険ですが、土地の地震の危険性によって保険の値段が変わることをご存知でしょうか?

地震保険の値段は都道府県ごとに評価されており、安全な順から1等地~3等地の3区分に分けられます(2018年10月現在)。

浜田市のある島根県も最も安全性が高い1等地になっています。

また、気になる周辺の県の地震の危険性についても、山口県、鳥取県、広島県、岡山県のすべて1等地等地となっています。

このことからもわかるように、浜田市のある中国地方は、地震が発生しにくい場所と言えます。

 

地震保険は国と民間の保険会社が共同で行っている制度なので、大規模な地震が発生した場合にも保険会社が倒産して支払われないという事はありません。

また火災保険では、地震で発生した火災などの損害を保証してくれませんので、地震が心配な人は地震保険に入っておくことをお勧めします。

さらに、地震保険の料金は土地の危険性で価格が変わるので、どこの保険会社から加入しても保険料金は変わりません。

日本海側は地震が発生しにくい

日本は世界でも有数の地震大国として知られており、毎日のように日本のどこかで地震が発生しています。

そんな地震が多いとされる日本ですが、地震が発生しやすい場所には隔たりがあり、日本海側よりも太平洋側の方が地震の発生数が多いことが知られています。

先ほども上げた地震保険で最も地震の危険性が高いとされる3等地は太平洋側に集中しています。

 

このように、太平洋側の地震が多くなるのは地球を覆っているプレートの影響による物で、プレートが揺れるプレート境界型地震や、プレートに押される影響で断層型地震が発生しやすくなっていると考えられています。

特に津波の原因となりやすいプレート境界型地震は、太平洋側で発生しやすく日本海側に位置する浜田市は津波が発生しにくくなっています。

このように、浜田市は地震が発生しにくい場所ではありますが、地震は誰にも予想できないため、準備しておくことは大切です。

地震の危険性が少ないといわれている浜田市ですが、浜田市で観光名所にもなっている「畳ヶ浦」1872年に浜田市で発生した地震によって海底が約30cm隆起しためにできたといわれています。

また、2016年に発生した熊本地震の震源地である熊本は地震保険では一等地として認定されており、1等地だとしても震度7の地震がおきる場合があることがわかります。

どこに住んでいても、地震は起きる物なので、地震保険に入っておくことを推奨します。

 

南海トラフ地震における被害は少ない

日本で最も心配されている地震といえば、南海トラフ地震もしくは、首都直下地震ではないでしょうか?

首都直下地震に関して言えば、浜田市と東京都では距離があるため、首都機能の麻痺による被害はありますが、揺れによる被害は全くないといえるでしょう。

そこで、今回は南海トラフ地震が起きた際の浜田市の被害の想定について考えてみます。

国の有識者会議の想定によると、南海トラフ地震が起きた際の浜田市での最大震度は5強とされており、揺れは大きなものとなります。

しかし、東日本大震災でも最も被害の原因となったといわれる津波の影響は、揺れの大きさに比べてほとんどないとされており、津波による浜田市の死者は想定されていません。

 

揺れに関しても、大きな揺れとはなりますが、日本の家屋は地震に強く作られているので、古い木造家屋などでなければ倒れる心配も少ないです。

ただし、強い揺れによる土砂崩れなどは心配されるため、新しく新居を構える際には、土砂崩れの危険性については把握しておいた方がよいでしょう。

また、浜田市でも人口が多い沿岸部は震源地から遠く、強い揺れは震源地に近い山間部(広島方面)と予想されます。

全く被害がないというわけではありませんが、島根県の南海トラフ地震の被害は軽微な物となるでしょう。

 

浜田市は揺れにくい地層になっています

地震の揺れの大きさは地盤の固さや地質によって変化し、地盤が固いと震源地に近くても揺れにくくなります。

浜田市は固くて地震の揺れを伝えにくくなっているため、大きな揺れになりにくい傾向にあります。

特に山間部は揺れにくい地層となっており、どちらかというと沿岸部の地層が柔らかく揺れやすい地層になっています。

ただ、砂などが堆積してできた沿岸部が揺れやすいのは当たり前で、どこの地方でも基本的に沿岸部は山間部に比べて揺れます。

 

また、全国的にみると東日本に比べて西日本の方が固くて揺れにくい地層が多く、島根県では、出雲地方よりも浜田市のある石見地方の地盤が固く揺れにくい地層です。

地震の震度の速報をみると、震源地から離れているのに、揺れが強い地域がありますが、これは地層が緩く揺れやすいためです。

地震の揺れを考えた場合には、地層が固い場所の方が安心です。

 

このように、浜田市は比較的地震に強い地域となっています。

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