漁師町の浜田の漁師飯といえば「サバの煮食い」!サバの煮食い体も心もぽかぽか:浜田探検隊
浜田の郷土の料理である「サバの煮食い」他の地域の人からすると、煮食いという料理はあまり耳なじみがないかもしれません。
サバの煮食いは浜田の漁師飯が元になった郷土料理で、醤油ベースにつゆの中に、サバや野菜を入れて煮る鍋料理で、肉ではなくサバを使用したすき焼きという感じです。
浜田では、一般的に知られている郷土料理であり、一つの鍋を家族でつつきながら食べられます。
また、学校の給食の一品として、食べられることもあり、子どもにも非常に人気な料理の一つとなっています。
私が小学生ころは、サバの煮食いが給食に出ると、我先にお代わりしようすると、すぐになくなってしまっていました。
煮食いにするとことで、つゆに魚の旨味や野菜の旨味が溶け出し、サバはホクホクで食べやすくなっています。
さらに、贅沢な一品が食べたいという人は、サバの煮食い鍋の中に、サザエを加えます。
サザエを追加することで、サザエから貝の旨味が出て、だしの風味に変化がでておいしさが増します。
では、サバの煮食いに最適なサバは一体どんなサバなのでしょうか?
おいしいサバの選び方!
サバの旬は9月~11月で秋に脂乗りが良くなります、旬の時期のサバには良質な脂が多く含まれており、甘味も強くなります。
また、浜田のサバは春でも脂乗りが良いとされており、浜田のサバを食べるなら3月~5月の春時期もお勧めです。
脂乗りが良い時期のサバを使用することで、つゆに魚の旨味が溶け出やすくなるので、おすすめです。
また、おいしいサバの特徴としては、腹の色が銀白色で太っていて張りがある物ほど脂乗りが良いとされています。
サバの鮮度は、目が濁っておらず澄んでいる物ほど鮮度が高く保たれており、背中の青色が鮮やかであると良いとされます。
脂乗りの良いサバは、脂が酸化しやすく味が落ちやすいので、目と背中を良く見て、鮮度が落ちていないサバを購入するようにしましょう。
浜田に来たら、サバの煮食いを食べてみてくださいね。